最近、JASC会員各社ではコピー品に関するご相談をよく頂きます。 このようなお問い合わせは、「○○○○ブランドのエアロパーツだと思って買ったら偽物だった」、「○○○○ブランドエアロ付きと明記された中古車を購入したが、調べてみるとコピー品だった」など、”知らずに買った”という内容が大半を占めています。 近年では通信販売やネットオークションなど、商品を見ずに購入する方法が一般的になっている事も、このような被害の増加に拍車をかけているのではないでしょうか。 このような状況の中、オートスタイルパーツのご購入を考えられている方にもコピー品に対する意識を少し持って頂くだけで、そのような被害を大幅に減らす事ができると考えています。 |
コピー品の存在理由は、オートスタイルパーツ(エアロパーツ)メーカーの正規品と同じデザインのものが安く買えるという点です。オートスタイルパーツというのは職人が一つ一つ手作業で製造するため、本来生産コストを下げるのが非常に困難な商品です。しかし我々オートスタイルパーツメーカーも、高品質の商品を出来る限りお求めやすい価格で提供したいと考え、絶え間無い数々の企業努力を重ねています。
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過去にコピー品が販売されていた事を把握している流通経路です。
ただし、インターネットや雑誌広告で通信販売を行っている業者さんでも、大半は正規品を扱っている良心的な店舗です。また中古車販売店さんについても、コピー品がいかに粗悪な品質かをよく知っているプロフェッショナルであれば、わざわざコピー品を装着するような事はしない店舗がほとんどだと思います。それでは、間違えてコピー品を買わされないようにするにはどうしたら良いのでしょう。 コピー品はメディアに露出される際、明確にコピー元のブランド名を出していなかったり、独自の名称で表記している場合が多く見られます。使用される表記方法には下記のようなパターンが見られます。
このような商品名で表記されているものはコピー品である可能性が高いと思います。広告やホームページに上記のような表記がされている場合、写真で見たデザインだけで「有名ブランドのエアロだ」と判断するのは危険です。またコピー品には、ビスやステー、取付説明書などの付属品が同梱されていないケースがほとんどですので、そのような表記がある商品はコピー品の疑いがあり、避けた方が無難です。 このように、表記価格だけを見れば割安に感じるコピー品ですが、取り付けに要する手間賃や、耐用年数の短さまで考えた場合、非常に割高な商品である事がお分かりいただけたと思います。ここに書いた内容をよくご理解の上でエアロパーツ選びを行って頂く事をおすすめします。 |
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